京都の人たち・・・

古都の特徴

僕は二十歳で京都に転勤になり(自ら転勤希望を出したのですが^^;)その後、約4年間たくさんの京都人^^と触れ合いました。

 

みなさん『京都の人』というと、どういったイメージがありますか?

 

一般的に言われているネガティブなイメージは、「表の顔と裏の顔がある」・「言葉や態度に対して気持ちが裏腹」・「本音を言わない」等々、よく聞く話だと思います。

 

実際僕自身も、転勤前と転勤直後にこのような話をいくつも耳にしました。

どこからともなく、こんな話を丁寧に^^教えてくれる人がいるのです。もちろん好意で(心配してくれて)だと思いますが・・・

 

昔(首都が京都にあった時代)、外敵から城を守るために「本音を言わず」「表の顔と裏の顔を使い分ける」などして領土を守ってきた風習が今も残る・・・なんていう話も^^

 

実際にそういう風習もあるのかもしれません、そんな人たちも存在するのかもしれませんが、正直そんな戦国時代のことを言われてもな~という感じがしました。

 

僕は京都に知り合いは一人もいなかったのですが、最初の頃は誰かと知り合うたびにその人に「そんな(上記のような)話しを聞いて来たんだけどさー・・・どうなの?」なんて聞いていました。

今考えるとやっぱり「変なヤツ」です(笑

そんなことを聞かれても、当の京都人たちは困りますよね~

 

でも意外なことに、そんな感じで警戒心をまったく持たず^^接していると相手は逆に本音を言ってくれます。

地元の(京都人)も自分達がそんなイメージで見られていることを知っているので、あたかも他人事のように「たしかにそんな人もいますよ~^^」なんて言っていました。

 

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実際の京都の人たちは、とても親切で、礼儀正しく、心が豊かな人が多かったです。

 

道を聞けば、もういいです!分かりました!そこまでしてくれなくて結構です!というくら

 

い教えてくれます^^

 

お店に入れば、一周して何も買わなくても帰る時には「おおきに~」「ありがと~う」と必

 

ず言います。(←僕は当初これが衝撃的でした。今では真似をしていますが・・・^^

 

とても、おおらかな人が多くて、話していると心が豊かになります。

 

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ふと、振り返ると「気持ちが裏腹」とか「戦国時代がどうとか^^」そんな物はどこにもあり

 

ませんでした。

 

地元意識が強い、仲間意識が固い、警戒心が強い等々はありますが、それも一回仲

 

間内に入ってしまうと何処よりも親密な関係を築けるということに気づきました。

 

 

実際に中に入ってみないと分からないことはたくさんあります。

 

 

風評や噂、先入観に囚われず「ありのままの自分」で接することは、今の日本(東北風

 

評問題)にも必要なことかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日もなかよし弁当をご利用いただきまして、ありがとうございました。

感謝しています。

 

 

 

 

 

 

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なかよし弁当シェフ店主(元銀座ホテル総料理長)

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