レジでお支払い中のお客様と店員の会話です。
店員{最近はいろいろ「停電やガソリンなど」大変でしょう?
50代男性客{大変じゃないですよ・・・
このあと、このお客様は間髪いれずに、こう言いました。
50代男性客{被災者に比べれば何てことない!
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ほとんどの方が「大変でしょう?」と聞かれて「大変です!」と答えます。
当然なんです、電気が通らなかったり、ガソリンがなかったり、スーパーで希望するものが買えなかったり・・・本当に大変なんですから。
この50代男性の方は「基準」が違っただけですね。
大変です!という方は⇒今までの不自由ない生活を基準としていて、
大変じゃない!という方は⇒被災された方の「今」現在を基準にしている。
もっと言うとこの50代男性は、おそらく細部に亘って被災者の「今」を想像できているのでしょう。
親を亡くした子どもはどういう思いで生きているのか?
子を亡くした親は?
兄弟、姉妹、親友、恋人を亡くした人は?
愛する人と離れ離れになるということはどういうことなのか?
食料がなく、3月だというのに雪が降り、帰る家がない方の気持ち。
孤独、寂しさ、不安、焦り、緊張・・・神経が張り詰めた日常生活!
これがもし自分だったら・・・
そんな思いから、瞬時に「被災者に比べたら」という言葉が出てくるのでしょう!
こんな言葉を残した人がいます。
「人には想像する人と、想像しない人の2通りがいます」
ジョン・レノンも名曲「イマジン」の中で
「想像してみよう!」と言っています^^
僕も現地(被災者)の方達に思いをめぐらせ、想像してみようと思います。
昨日もなかよし弁当をご利用いただきまして、ありがとうございました。
とても、とても忙しい1日でした、
お弁当のお届けが間に合わないためにお断りしてしまったお客様もいました。
ご連絡(オーダー)いただいたにもかかわらず、申し訳ありませんでした。
今日からまたよろしくお願い致します。
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