チャールズ・チャップリン監督・主演の映画「独裁者」です。
チャップリンは一人二役を演じています。
独裁者ヒンケル(ヒトラーを風刺している?皮肉っている?)扮するチャップリンと
床屋の店主扮するチャップリンです。
最後の演説は見物です!
映画ファンの中では有名なシーンらしいです。
僕も例に漏れずいいな~と思ったのでここに全文(ほぼ^^)を記載します。
本編ではたしか?5分以上に亘る演説でした{ノーカットで撮っている感じでした}
僕自身、後々見返したいと思う時がくると思うので、この場をお借りして文章として残します。
興味のない方・・・ごめんなさい^^;
それでは、スタートです!
≪第二次大戦中、ヒトラー(ナチスドイツ)の支配のもと犠牲になってきたユダヤ人に向けて≫
《全国民が聞き入る中で、ヒトラーに間違えられた「床屋」(チャップリン)の最後の演説》
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「床屋の演説」
I’m sorry
私は皇帝になりたくない
支配はしたくない
できれば援助したい
ユダヤ人も黒人も白人も
人類は互いに助け合うべきである
他人の幸福を念願として
互いに憎みあったりしてはならない
世界には全人類を養う富がある
人生は自由で楽しいはずであるのに
貪欲が人類を毒し
憎悪をもたらし
悲劇と流血を招いた
スピードも意思を通させず
機械は貧富の差を作り
知識を得て
人類は懐疑的になった
思想だけがあって感情がなく
人間性が失われた
知識より思いやりが必要である
思いやりがないと暴力だけが残る
「航空機」と「ラジオ」は我々を接近させ
人類の良心に呼びかけて
世界をひとつにする力がある
私の声は全世界に伝わり
失意の人々にも届いている
これらの人々は
罪なくして苦しんでいる
人々よ失望してはならない
貪欲はやがて姿を消し
恐怖もやがて消え去り
独裁者は死に絶える
大衆は再び権力を取り戻し
自由は決して失われぬ
《中略》
人生は美しく自由であり、すばらしいものだ!
よき世界のために戦おう
若者に希望を与え
老人に保障を与えよう
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この映画が製作されたのは1940年頃、本物ヒトラーが全盛の時です。
どうしても、どうしてもチャップリンは伝えたいメッセージがあったのでしょう!
今、現在にも当てはめることができる、力のこもった演説でした。
ご清聴ありがとうございました^^
昨日もなかよし弁当をご利用いただきまして、ありがとうございました。
感謝しています。
過去のブログは・・・こちら
太田 光さんの著書「マボロシの鳥」を思い出しました。
チャップリンの思想と似ている感じがします。
世界はもっともっと素晴らしいものであるはず!というメッセージ^^
何か、2人とも自分の辞書をもっている「創りあげてる」気がします。
「自分自身の辞書を作ろう」^^//
コメントをお書きください
ねこ子 (金曜日, 25 3月 2011 18:37)
先日の答え合わせ、とっても良いお話でした。
感謝する気持ちって大切ですね。
本の執筆、がんばってください。
楽しみにしています!
なかよし(兄 (土曜日, 26 3月 2011 00:14)
ねこ子さん
こんにちは!
「一体化して支える」正解でしたね^^
ひと言で{感謝する}といっても中々難しいのですが、
でも意識するだけでもちがいますよね!
ねこ子さんの【こびとさん第二弾】も楽しみです^^
いつもありがとうございます。
感謝しています。