ある日、年老いたロバが古井戸に落ちてしまいました。
ロバの鳴き声を聞きつけた農場主は、すぐに井戸に駆けつけました。
その状況を見た農場主は、この深い井戸からロバを引き上げる事は
不可能だろう・・と判断し、他の動物達の安全を考え
可愛そうだとは思ったのですが、この井戸をロバごと、土で埋める事を決心しました。
そして、農場の仲間を集め、この井戸を土で埋め始めました。
年老いたロバは混乱しました。
「皆、何をしているんだ?助けてくれないのか?
今までこんなに頑張ってきたのに・・・
なぜ、助けてくれないんだ?
なぜ、俺を殺そうとするんだ?」
ロバは悔しくて悔しくて、仕方なかったのですが、どうする事もできませんでした。
土が背中に当たるたびに激しく痛み、そして、土がまた背中に当たるたびに悔しく、そして悲しくなりました。
もう死ぬんだな。
そう思った瞬間、ロバはある事を思いつきました。
「もし、この背中に当たる土を振り払い、落ちた土を足で踏み固めたら・・・
土を足で踏み固め続けたら・・・
上に上に上がれるのではないか?」
そう考えたロバは、背中に土が当たるたびに、その土を振り払い、足で踏み固め初めました。
土が背中に当たるたびに、激しく痛みました。
想像を絶する程の痛みを覚えました。
と同時に悲しくなりました。
しかし、ロバは諦めずに何度も何度も振り払い、土が背中に当たるごとに振り払い、そしてまた振り払い続けました。
振り払っては踏みあがる。
振り払っては踏みあがる。
ロバは何度もくじけそうになりましたが、自分を勇気ずけながら、ひたすら続けました。
今まで信じていた農場主に土を落とされ・・・
どんなに背中が痛もうと、どんなに泣きたくなっても、そしてどんなに今の状況が最悪に思えようと、ただひたすら希望を失わずに続けました。
そして最後には、疲れ果て、傷だらけになりながらも井戸を乗り越え、
脱出する事に成功したのです。
農場主のロバを殺そうとした行為が、逆にロバを救うことになったのです。
逆境が逆に成功の要因となったのです。
そして、それはロバが決して諦めなかったからなのです。
逆境に屈しなかったからなのです。
昨日は1日変な天気でしたね~
これで12月です、地球が心配^^;
今週末はたくさんご予約を頂いているので、なかよし弁当は忙しくなりそうです。
みなさん、ありがとうございます。
感謝しています。
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逆境に面した時、辛いでき事にでくわした時、誰かに裏切られた時・・
ロバのお話を思い出してください^^
それではまた明日!
今日も激しく盛り上がっていきましょう! by 西谷 泰人^^
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